昨日のドイツvsアルゼンチンにがっかりしています
もうすこしましな試合が観たかった
メッシが滅私てもチームとして彼を活かすような仕組みがなかったね
彼を囮として使うような方法があれば相手はだいぶ困ったはずなんだけど
グループリーグまではメッシのワンマンチームだって思わせておくというマラドーナの作戦だと思いたかったんだけどなあ
というわけであまり何か書く気がおきないんですが
とりあえず書き始めます
この時期我が家はさくらんぼです
常に食卓にさくらんぼが置いてあります
もう20年ぐらいずっとじゃないかな
ことしのさくらんぼはあまりいい出来じゃないです
あんまりあまくない
贅沢なこと言ってますな
出かけた先にさくらんぼよく持って行きますが
まちがいなく喜ばれますね
佐藤錦は宝石だって言われ方することありますが
相手の反応みても本当にそう思います
指にさくらんぼはめてあげますのでどなたか僕と結婚してくれませんか?
全然面白くないなあ
いつもどおりか
あれ、何書こうと思ってたんだったけか?
そうそう、今年のさくらんぼはあまり甘くない
でもね僕はあまりにも甘いとね
確かに感激はするんだけどそのあと何か罪悪感に駆られるんですよ
こんなに甘いものを食べてていいのかと
だから今年のさくらんぼの甘さはちょうどいい
甘くてちょっと酸っぱい、のんきに食べられる
後ろめたくなく食べられる
なぜ甘すぎると僕は罪悪感を感じるのか?
ということをこのあと解説するわけじゃないです
そんなのどうでもいい
書いてると憂鬱になりそう
さっき妹がキュウイを食べていた
おふくろが尋ねる甘い?って
妹、甘いよって答える
さくらんぼも食べてる
キュウイが甘すぎてさくらんぼが甘くない、って
スーパーの果物売り場では糖度表示が当たり前になってる
いつからなんだろう?
こうなってしまっていると農家さんも甘さを追求することになるのだろう
ここ何年か随分いろいろな農家さんと出会ったが
野菜は無農薬で作れるが基本的に果物はむずかしいらしい
でもそれって不思議だよね
なんで難しいんだろう?
もうここまで言ってくれば僕の言いたいことはわかると思うけど
難しくさせてるのは果物が甘すぎるからじゃないか
甘さという価値観しか持てなくなっているからと言い換えてもいい
肥料をあげすぎると虫が来たり病気になったりしやすくなるんだって
どうやって甘い作物つくるのは知らないで書くんだけど(おいおい調べてからかけよ)
光合成で作られる糖分の量は人間がコントロールできるとは思えないんだよね
(あるとすればそういう品種をつくるというのはあるかもしれないけれど)
そうしたら土から吸わせるしかない肥料ということになる
僕が甘すぎると思うように自然もそう思う笑
あれだけ局所的に甘さが存在するというのは不自然、自然の摂理に反するんだ
だから散らそうとする
鳥が食べに来たり菌が病気を引き起こして分解しようとしたり実を落ちやすくさせようとしたり
そうそう、肥料が過剰な野菜はほっておくと腐るんだ
腐るというのも自然の循環の一部だから自然からすれば正しい
(肥料が適切であればただ萎びる、微生物たちも無視する)
(川とか池行ってヘドロ臭くても臭いねーやだやだで思考をとめないでよ!彼らからしたら当たり前のことをやっている元に戻そうとしているだけなんだから)
野菜が無農薬で作れる(無農薬で作っても商売になる)というのは
野菜には果物におけるような甘さといった絶対モノサシがないからじゃないかと
よくこのキャベツ甘いね!って言い方があるけれど
たしかに甘さを感じるけど糖度表示を始めたらキャベツも無農薬では割に合わなくなるかもしれない
(ただし一方でそれぞれの野菜にも何がしかの指標があれば作り方を工夫している農家さんの野菜が一緒くたにされずにちゃんとそれ相応の値段がつく道もできるかもしれないけれど・・・そんな指標の可能性ってあるかな?これもやはり危険な道か?)
あ、そうだトマトは確か糖度表示してたっけ?
うちのおふくろもそういえばよく、このトマト甘いよっていってるなあ
しげファームのトマト、ブルーベリーを食べてみろ!
あまいとかおいしいとかそんな言葉しか出てこない自分にがっかりするから!
っていうかみんな一度そういう経験してみろ!
口にふくむまでの香り
口に含んだ瞬間の触感
噛み心地
最初の味わいから飲み込むまでの味の調べ
全然うまくかけないけど
とにかく食べ始めてから食べ終わるまでその一連それぞれが決して無視できないのだ
この状態を本当の美しい味、美味しいというんだと思う
たべてすぐ、美味しいとか甘いとかそんな言葉を発してしまうような客観的な状態に置いてくれない
ただただぼーっと浸らざるを得ない
そこから目覚めた結果としてはやはり
甘いとか美味しいとかしか言いようがないんだけど
あえて言えば食べてるんだけど小説を読んだような音楽を聞いたような感じ
物語があるんだ
そしてねどんなふうに作ってるんだろうって農家さんに想いを寄せたくなっちゃう
わざと甘さを抑えて作る
肥料へらして農薬減らしてコスト低下を図る
甘い以外の何かを引き出す
このことをちゃんと理解してもらうようにやはり直販になってしまうね
でも一度ファンになってくれたら他には浮気できないだろう
他にはない味なんだから
甘さを追求しすぎないあたりに利益(って金ね)を最大化(5年とか10年とかの長めの時間平均で)できるポイントがあるんじゃないかと
自然とのガチ勝負はさけてある程度のところでやめておく
この中でその土地にしかない味をちゃんと探してね
(可能な限りそれを言語化したり良い使いどころも探して説明できるといいね)
余力は販売の方に振る(良い加工品つくるのもももちろん必要だね)
(そうそう昨日の試合は良い教訓じゃないですか)
ここまで書いてきて
種なしぶどうはみんな同じ味になっちゃう、っていうくだりが胸に刺さるね
同じ味ということは甘い甘い競争しかないんだよね
種なしぶどうを発明した人はいまはどう思っているんだろう
そのときはすげえこと見つけちゃったよーって思っただろうけど
僕だったら小躍りして飛び上がると思う笑
(このへんは科学における進歩とかそもそも進歩って何を指してるんだろうとかはたまたそもそも科学とはなんだろうかとかいろいろあるんだけどまたいつかどこかで)
すいません!
僕の初恋の甘酸っぱさを思い出させてくれるさくらんぼと
定石を”ていせき”って大きな声で読んだ時の渋さがほのかに漂うぶどう
お相撲さんに体当した時のびくともしないなかにも温かさと柔らかさを感じる食感の柿をください!
今日長いよ
つかれた