カテゴリー
未分類

種がないとみんな同じ味になっちゃう

先週の土曜日、山梨のぶどう園に手伝いに行ってきました
山梨くだもの園なかむらさんです

摘粒というぶどうの房をつくる作業をしてきました
作業の前に代表の中村仁さんから説明を受けました
20分あまりの説明ノーカットでお送りします

簡単に要約をつけておきました
(背後でぱーんぱーんって音がするのは鳥よけのためのものです)

巨峰の房はこんなに長くなる
一度肥料を切らないと大きな実をつけない
(実家住まいで自分の給料全部自分で使えたらなかなか結婚しない)

種なしぶどうを作るためのジベレリン処理
ぶどうは種がなくても実を落とさない(普通は落ちる)
種がないと実を太らせない、ここでもういちどジベレリンを与えると実を太らせる
種なしを作るために余計な作業をいっぱいするようになった
種がない植物は本当は美味しくない
種なしを作っていなかったんだけれども種なしじゃないと売れなくなった
種がないと味がみんな同じになっちゃう
種こそ個性を発揮するもの
みなさん、ぜひ種ありのぶどうを食べて欲しい!

種がないと脱粒しやすくなるので摘粒してぎゅっとした房を作る
粒か綺麗にそろっていることが大事だと思っていない
なるべく農薬が少なくておいしいものが作れればそれでいい

「うちの連中(若いスタッフや研修生のこと)が房作りすると大きいのがあったり小さいのがあったり・・・」っておっしゃっているときの表情が印象的、喜んでる?笑

房が揃っていることが大事だと思っていないと言い切る社長
でも種なしが幅をきかせるようになったのと同様、房が揃っていたほうが良い値段がつくのでは?

なぜ社長はそう言い切れてしまうのか!
それは次回、「くだもの園なかむらの仕組み」で解き明かされる!
乞うご期待!

(いかん、煽り過ぎたかも、あんまり期待しないでください)