部屋から出てエレベーターホールへでる
ここは3階、フロントは1階
ここで僕は気づく
2つのことに
自分の部屋番号がわからないことに
IDを一切持っていないことに
(ちなみに旅行中けーたいは持っていませんでした)
これではフロントに向かってもキーを交換してくれるわけがない
しかし部屋に戻ろうにも部屋番号が分からない
(各部屋の配置はマンションのようで規則正しくて部屋番号以外で識別は難しかった)
嫁さんと連絡をとる方法もない
ますます僕はボーイである
もうここでおしっこもらしてないちゃおうか?
でもこれができないのが僕である
これが出来ればどれだけ楽だろうか
僕はただのボーイにはなりきれないひげ面34歳のボーイなのである
ここまで追い詰められると逆に落ち着いてくる
ともかくフロントに向かおう
さてフロントへ
結果的にここでの会話がこの旅行中、最長の英会話になったのでした
僕:すいません、この鍵では金庫にロックがかからないのですが交換していただけますか?
フ:部屋番号はいくつですか?
僕:(当然の質問だよな)実はわからないのです苦笑
フ:じゃあこの紙に名前書いていただけますか?
名前を書く僕、それを差し出すと端末を叩き僕の部屋番号はすぐに把握した様子
フ:IDを見せていただけますか?
僕:(当然だよなあ)実は部屋においてきちゃってなにも持っていないのです苦笑
突然ですが皆さん!
僕はこのあとここでなんと答えたでしょうか?
この一言でどうにかこの試練も乗り越えられました
これしかないという簡単な答えですが
これがすぐに出てきたボーイひげ面34歳をナデナデしてあげたいです僕は
つづく
「金庫の鍵がかからず、そして僕はホテルの中で迷子になりかける – その2」への1件の返信
部屋まで一緒に来て!