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単年度会計を改めないとどんな政策議論も意味ないんじゃない?

(昨日書いて公開し忘れ)
さっき投票行って来ました

いろいろ論点はあるんでしょうが
僕が一番気にしているのは国や行政の会計制度をかえないと政策課題の前提が見えてこないんじゃないかということ
ちょうどうまくまとまった記事見つけたので引用

公会計には、資本性支出の概念がないのです。施設の建設のための支出も、人件費等と同じように、単年度の予算内で処理されて、それっきりになってしまう。要は、企業会計は、企業の永続性を前提にして無限の将来へ及ぶ時間軸の単年度の輪切りになっているのに対して、公会計は、単年度予算を基礎にした1年限りのものなので、原理的に長期の視点を欠いているのです。

危険なコンクリート構造物は高速道路だけではない|森本紀行はこう見る|fromHC|機関投資家・資産運用業界向け資産運用総合情報サイト

もうひとつ見つけた

現金主義の最大の欠陥は何だとお考えですか? 固定資産会計を支えている 「減価償却」 制度という設備更新概念が忘れ去られていることです。
 市営住宅や県営住宅に住む住民は、減価償却費を設備や資産を使用する対価と考えていません。まあ、これは当然として、資産を管理する側のお役所の職員も、減価償却費を将来のコストとしてとらえる意識が不十分です。最近はなんとなく理解しはじめていますが、まだまだ認識不足です。彼らの辞書にはない概念ですから仕方ないのかもしれませんし、あるいは先に述べた 「予算の法規範性」 の外の問題なのかもしれません。やっかいなのは、職員にとどまらず、政治家・地方公共団体の組長・管理者も、減価償却費を将来の設備更新の準備と捉えていないことです。というより、そのようなデータがないのですから、わからないのも当然なのです。

一職業会計人の"軒昂奉仕" vol.29 複式簿記って素晴らしい(その6) 公認会計士・税理士 渡辺俊之|ビジネスコラム|仕事を楽しむためのWebマガジン、B-plus(ビープラス)

石原さんはいろいろ批判もあるけど
東京都の会計の仕組みを変えたことは素晴らしいと思う
本人も一番の自分の成果だって言ってたな
東京都会計管理局:東京都の新たな公会計制度

僕はともかく会計制度を変えること、そしてそこから引き起こされる意識の変化がすべての前提になると思ってんるんだけど
票稼ぎには地味なテーマすぎる?

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