もう今年も終わり
というわけで受験シーズン真っ盛りですね
今日は受験生への応援メッセージです
僕は中学、大学、大学院と受験しました
同時に、中学、高校、大学、専門学校の受験指導もやってたことがあります
専門学校の数学の試験の採点も一度やったなあ
問題をつくったこともちょっとあります
最近、受験とはご無沙汰でしたが、今年に入ってから情報処理試験を受けています
受験なんて大学院の試験ぶりなので13年ぶりですね
久しぶりに受けてつくづく思ったのは経験とは偉大だなということです
こんなに余裕持って試験というものが受けられるのかと
じゃあその経験とはなにかというと
「試験というのは受験してくれるひとがいないと成立しない」
ということを知っているということです
受験生は文字通り受身でいないといけないなんてことはぜんぜんないのです
受験してくれる人がいないと学校は潰れます
(受験料だけでもバカにならないです)
受験勉強といえば与えられた問題を解く事となっています
しかしぜひ一度やってみて欲しいです
問題をつくってみましょう
そうするとわかります
問題を解くのも大変ですが作るのも苦しくて辛いのです
そして問題に当たるときその意図や背景が透けて見えるようになってきます
試験問題はその学校の主張であり実力がにじみ出ます
中身のない問題をつくって出題すれば学校の評判に関わります
僕は現役時代、受験する時にいつも思っていました
「自分を落とすようなところはこっちから願い下げだ!」
ともかく、問題に当たるとき、問題そのものしか見えずに解こうとするのは問題を難しくします
問題がつくられこうして出題されるまでのストーリーに想いを馳せられればしめたもの
この状態になればよく言うケアレスミスというのはまずなくなってしまいます
思いやりっていいますよね
あるいは
その先に人がいることを忘れるなと
試験問題もそういう眼差しで見つめましょう
それだけで半分は溶けてきます
なんであの人はああいうこというんだろう
ってことままありますよね
それにまともに応えていてはお金は稼げません笑
そこに至るまでのその人の仕組みを捕まえて
それならこうしたらいいんじゃないですか?と提案する
僕はこれを思いやりと呼んでいます
これをされるととても自分のことを分かってくれようとしていると勘違いしてくれます
そして、これで初めてお金稼げます笑
自分のことだけにキュウキュウとしていると受験に失敗します
自分の利益を最大にするには自分の環境に目を配ることが絶対に必要です
教科書には結論しか書かれていません
それが抽出されるまでの歴史(人の営み)は抜かれています
本来はここに意識を向かわせることが勉強だし
教科書の内容(理論や定理や法則)を自己の経験と統合する方法なのですが・・・
今回はこのへんでやめておきます
ともかく
受験は今後のよい準備体操になりえます
残念ですか、試験や試験らしきものは永久に降り掛かってきます
せいぜい苦しんでください
僕もずっと楽しく苦しんでいこうと思っています
メリー・クリスマス!