僕はちょっと前まで三脚立てて料理撮ったり店撮ったりするのがあんまり好きじゃなかったの
なんか苦しくてね
イベントのスナップとかライブとか時間の流れに任せるほうが楽なんだ
時間の流れを制御する余地がないじゃない
過ぎちゃえば終わりだから諦めもつくし相手もそれ以上は要求してこない
三脚立ててやってるとねキリがなくていつまでやってていいかわからないんだ
まあもちろん現実にはいつまででもやってていいわけじゃないから限りはあるんだけどそれでもずっと自由度は高い
それが僕は苦痛なんだよ
自由で苦痛とは贅沢かもしれない
僕はかれこれ10年以上一日中寝ていても誰にも文句を言ってもらえない生活だ
ああだこうだ言われる方がどれだけ楽か
まあ、いざ言われたら一切言うこときかないけどね笑
ところが最近は三脚立ててじっくりファインダーを覗いているのが心地よくなってきた
まず裸眼でしゃがんだり背伸びしたり片膝ついたりしながら探りを入れていく
そうすると今まで見えてこなかった世界がふっと沸き上がってくるポイントが見つかる
そうしたらすかさずそこに三脚を立ててカメラを備えてファインダーを覗く
三脚を微妙に動かしながら真にグッと来る一点を探す
なんかいよいよふぉとぐらふぁーらしくなってきたと思わない?
というじがじさんで今日も終わりたいと思います
いやいや冗談じゃなくてね
そもそも全てが素晴らしいんだよ
忘れちゃうだけなんだ
ファインダーを覗くとそのことを思い出させてくれるんだ
なんかいよいよふぉとぐらふぁーらしくなってきたと思わない?
というじがじさんで今日も終わりたいと思います