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チップについて

チップって僕たちからするとかなり面倒事ですね
日頃、習慣がないと何気なくできなくてね

キューバはもともとチップの習慣はなかったそうです
が最近はだんだん習慣化されてきたよう

で、僕たちはどうしてたかということですが
まずタクシーでは渡しませんでした
チップは渡さなくていいという情報も得ていましたが
タクシーに乗るときにはあらかじめ目的地までいくらか聞いて乗りました
タクシーにはメーターが無いのでね
あらかじめ交渉しておかないと不安でした

実際、チップを渡さなくて問題になることはなかったです
チップはいらないよ、ってわざわざあらかじめ言ってくれるうんちゃんもいたなあ

逆に絶対に渡さないといけないのは
トイレです
すべてのトイレではないですが
トイレの入口ですわっているおばちゃんやおっちゃんがいたら渡します
僕は一度、渡し忘れたんですが
その時はチップを要求されました
たぶんこのチップが彼らの収入源のかなりを占めてるんじゃなかと思います
彼らの切迫感を感じるにそうだと思いました

これだけでもそれなりの数の雇用を生んでいるわけでバカにならないですね

その時の状況でやっていたのは
レストランとホテルです
基本的にはチップを渡すということみたいですが
僕たちがバラデロで泊まったようなオールインクルーシブなホテルではチップはいらないらしいとか
よくわからないです苦笑

何かしてもらったり何か質問に答えてもらった時に渡すようにしてました
渡さない時もありましたがやな顔されたりとかそういうことはなかったです

本当に慣れてないので
対面で渡したいと思っても小銭の用意ができてなかったり
渡すタイミングを逸したり
うまくいかないです苦笑

後半戦ではいろいろ考えて
レストランではお釣りをうまく調節して
お釣りとっといて作戦でいきました
これは本当にスムーズでよいです

ホテルでは
やってもらいたいことがあった時、置き手紙作戦をしたんですが
その置き手紙にチップを添えます
置き手紙を確実に読んでもらうためもあったのですが
これもスマートでよかったです

僕が印象的だったのは
チップを渡した時の彼らの笑顔です
間違いない笑顔を返してくれます
金額からしたら100円とかその程度なんですが
本当に屈託の無い笑顔を返してくれます
未だにその時の彼らの笑顔が思い浮かびます

チップという文化はそういうものなのか
キューバの人たちの人間性なのか
はたまた
お金という形で自分のしたことを評価されるということが大きな意味をもっているのか
どうなんだろう

僕の結婚式やおやじの手術の時に
うちのお袋は心付けを渡していたけれど
受け取る方はさいしょ拒否するような素振りをみせてそのあと
とても申し訳なさそうに受け取ります
これが一般的な日本人の対応ですね
内心はもちろんありがたいんですが笑顔は隠しますね

まとめると
チップを貰って当然だー
みたいな態度の人はいなかったです
本当によくしてもらったなあと感じたら渡せばいいのではないでしょうか?
ただし、トイレの件のように本当にこのチップが生命線のように見える人には
ちゃんと渡してください

今後、カストロが亡くなってアメリカとのやり取りが活発になってきたときは
チップの習慣もかなり変わってくるかもしれませんけれど
どうかわるかなあ

ハバナでライブを聞きに行ったバーがあったのですが
そこのカウンターの中で一生懸命カクテルを作っているボーイがいたんですね
明らかに僕よりボーイでした
たぶんまだ10代だったんじゃないかな?
上の人に色々指導されながらたどたどしく一生懸命やってたんですね
僕はカウンターに座って演奏を聴いていたんですが目の前の彼の働きぶりも気になってしまってね
がんばれがんばれと応援してました

彼に何とかチップを渡して、がんばれよって声をかけてやりたいと思ったのですが
結局、できなかったなあ
こういうことすっとできるようになりたいんだけどなあ

というわけで
今日はこのへんで

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